〜サンマ〜 |
食べ物のおいしい秋!秋を代表する魚といえば、なんといってもサンマでしょうか。 ご存知のようにサンマは秋刀魚と書きますように秋が旬です。初夏が旬の小ぶりのサンマもありますが、やはり秋物の味にはかないません。いずれの季節のサンマも卵を持ち始めたおいしいサンマですが、魚の大きさが大きい秋の方が味は一段上です。 サンマの栄養は魚としての優れたタンパク質、脂質が豊富です。しかも脂質に含まれる青魚特有のDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)はこの時期が最高です。他、ビタミンA、B2やCaが含まれております。 「サンマが出たらアンマ入らず」と言われているのは、血合いが多くビタミンAが多いからです。血合いが多いと鮮度が落ちやすいのですが、最近の流通技術は優れているため、都会にいても刺身で食べられるのは嬉しいことですね! |
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サンマの調理方法としては、なんといっても塩焼き!丸のまま塩を振って焼いて食べるのが最高です。しかし、魚が長いため、焼く道具が限られてしまいます。そこで頭、内臓を取って2つに切って焼きますと、ご家庭のロースターで焼くことができます。煙の心配もありませんね! 2つに切った状態で焼いたり、煮たり、揚げたり、蒸したりしますと料理のレパートリ−が増え、味の楽しみも増えて食事が楽しくなりますよ!たとえば香味焼き、揚げ煮、サンマ鍋、ぬか漬け、佃煮などは味もおいしいし、安い時に多めに作りおきをして楽しむこともできます。少し手をかけるなら、三枚おろしにして皮をむき、小骨を取って銚子風刺身はいかがでしょう。他に、三枚おろしにした後、長さをいかして形に面白さを出したポーピエット、めがね揚げ、ロールグラタン、蒲焼き丼や、食べやすく切ったチーズフライ、梅海苔巻き揚げなどは、お子様に喜ばれるメニューです。また、叩いてさつま揚げいなりにしたり、摘み入れやサンガと変わり料理もできますよ。 脂がのっているので、酢でしめて酢肴にしてもおいしいんです!背開きにして酢じめにして姿寿司、柿の葉ずし、ぬた(香り巻き)、サラダなどがありますが、肉質が緻密で、口あたりが滑らかなのでつい手がでてしまいます。最後にもう一つ、脂ののったこの時期のサンマで作るは一夜の塩干しもオススメです。 さあ、秋の味覚を存分に楽しみましょう!
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