直島で聞いた地元の料理 |
《ノリの料理》 |
@ |
摘み取ったばかりの“1番ノリ”にポンズをかけてモズクのように食べる。ノリが軟らかい時でなくてはだめなので、ごく限られた季節限定の食べ物だ。 |
A |
醤油・砂糖・酒などで調味し佃煮にする。新鮮なノリで作るのでひと味違う。 |
B |
乾燥ノリを焼いてゴマ油をつけ韓国ノリ風にする。 |
|
《イギス豆腐》 |
イギスは瀬戸内海の磯辺に打ち寄せられる海藻で岩に付いている。「日に干して乾くと水に入れてさらす」―を3〜4回繰り返すと白くなる。昔からこの島に伝わる料理で法事の時などに欠かせない一品。 |
@ |
乾燥イギスをたっぷりの水に漬けしばらく置く。 |
A |
米ヌカをさらし木綿の布袋に入れぬるま湯で搾る。1番の搾り汁は捨て、2番搾りで汁をとる。 |
B |
@の水気をとりAの汁と一緒に鍋に入れ火にかける。(汁はひたひたになる程度) |
C |
中火で混ぜながらイギスが完全に溶けるまで煮て酢を加える。 |
D |
火を止め流し箱に流し入れて冷やして固める。 |
E |
固まったら薄く短冊切りにし、辛し味噌か三杯酢で食べる。 |
|
|
《干しダコ》 |
@ |
マダコの大きいのを塩もみし、ヌメリを取りタコの姿のまま竹の棒に刺し天日で干す。 |
A |
ほどほどの軟らかさになったところで冷蔵庫に保管する。 |
必要量ずつ(足1本とか)取り出し、「焼いてぶつ切りにする」「みりん・醤油に漬ける」「オーブントースターで焼く」などして食べる。 |
|
|
-11- |
|
|
|