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海上のり養殖セットで作業中の「のりかり船」 |
翌日、ノリの刈り取り作業と投餌船のエサ積みや給餌作業の現場を見せてもらうことになった。午前8時に漁協の『あさかぜ』に乗船し海上に出るとすでに数隻のノリ刈り船が作業を開始していた。ノリの網は島のアチコチに設置されているが、だいたい沖合2km・水深19mの場所で、背の低い船はノリの網をくぐってゆっくり進んでいく。船先にカッターが付いていて伸びたノリを刈り、刈り取られたノリはそのまま船先から
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「のりかり船」積浦港 |
船腹に入るようになっているので、外見上は網をかぶった作業船の進む姿が見えるだけだ。もし刈り取り船に乗せてもらえたとしたら多分、網に被われた奇妙な体験をすることになるだろう…と想像する。「この作業船が開発されるまではどうやっていたのか」を聞き忘れてしまった。
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