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カキを洗浄機にかける。「風が強い日は落ちるカキが多い」と作業しながらの遊佐さん。
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  海中から取り出したカキを船縁に取り付けた洗浄機にかけますと、自動的にカキを一つずつに砕いて、洗浄までしてくれます。このカキを容器に受け取り、次々に積み上げていきます。容器一つが約80キロ。パワーがなければできない作業ではあります。
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このカキが食通たちをうならせる。
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  およそ2時間で沖での作業を終えて、表浜漁港に帰港。 カキを共同カキ処理場に運ぶと、待ちかまえたむき子さんたちが、馴れた手つきで次々にむき身にしていきます。
「例年20キロ詰めのタルに500本ほどを生産している。今年は身が大きいから600本を超えるかもしれない」。それまで寒さでこわばっていた遊佐さん表情も、このときになってやっとなごんできました。
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