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宇和島の海を守る
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海をきれいにする主役は、子供たちです。地区内の小学校では、PTAの役員をしている婦人部のおかあさんが、合成洗剤の恐ろしさを子供たちに是非知って欲しいという一心から、実際に水槽を使って、合成洗剤と石鹸の比較をして見せました。水槽の水は少しにごっていても石鹸水の中の魚は、ゆっくり泳いでいました。しかし、洗剤を入れたほうの水槽は水は濁ってもいないのに、魚は水槽の中を暴れまわりながら白い腹を上にして死んでしまいました。子供たちは目を丸くして驚いていました。そして効果は抜群でした。
「子供にしかられる」といって、石鹸に切り替える家庭がでてきたからです。子供の素直さが、子供の目が、宇和海の輝く海を守る運動に一役かっているようです。