宇和島の人々の声
→子供たちの感想
野本里美さん
野本 里美
宇和島市大小浜
 宇和島ブランドは、真珠にすくいちりめんに伊達あじです。
真珠は海の汚染もあってか、品質、生産量共に低迷しています。この愛媛の真珠をもう一度日本一にするように頑張っています。美しい宇和海を、30年前の豊かな海に戻したい。合成洗剤の追放はきれいな海を取り戻すための取組みです。これからもこの海と共にいきたいのです。


惟任千明さん親子
惟任 千明
宇和島市小浜
 私の家では、真珠養殖を専業にしていますが、昔に比べると、赤潮がよく出るようになりました。それだけ汚れているんですね。高校を卒業してから、11年余りも真珠の仕事をしていますが、核入れした真珠が死ぬんです。昔はこんなこと無かったです。海岸のゴミ拾いは皆でよくやるんですが、生活廃水が問題だと思うんです。ですから台所には廃油から作った石鹸を使ったり、洗濯には、わかしお石鹸をつかって、出来るだけ合成洗剤は使わないようにしています。


本多 千穂
宇和島市平浦
 私は、合成洗剤を使っているおばあちゃんたちに言うんです。「孫が可愛いといいながら、真綿で孫の首を絞めているんだよ」って。海の魚が死ぬって言うことは、人間にもいいことはないですよ。私たちも頑張っていますが、合成洗剤のテレビコマーシャルの力は強いですね。あのコマーシャルに出ているタレントさんたちは、合成洗剤の怖さを知っているんでしょうか。洗剤の入った水槽の中で、苦しんで死んでいく魚を見たらどう思うでしょうか。一人一人聞いてみたいものです。


-7-
戻る ・・TOP・・ 次へ