海からの豊かな恵み
真珠の汚れを取る作業
真珠の汚れを取る作業
 宇和島漁協は昭和29年に3つの組合が合併して出来た組合です。正組合員が653名で、業種も多様で、巻き網漁業、浮敷網漁業などの各種漁法の漁船漁業と魚類養殖、真珠養殖、煮干加工などを営んでおります。組合の中に業種ごとの下部組織を設け、同業者を組織化し円滑な漁家経営に当たっております。又婦人部は浜の意識改革に、青年部は若者らしい発想で明日の漁業のために活動しています。水産物の受託販売額約60億円のほか、冷凍、加工などの自営事業も行っています。組合職員は参事以下の31人がこの組織の運営にあっています。
婦人部(野本 里美部長)は220人、8地区に支部長を置き地道な活動に取り組んでいます。

誰でも作れる廃油石鹸
 何処の家庭でも、食用油の使い残しが出てきます。環境問題を真剣に考えているひとほど処分に困っています。漁協婦人部では、何処でも、この廃油から石鹸を作ることを呼びかけています。宇和島漁協婦人部では、集会場の前に20リットルのポリ容器を置いて、それに誰でも、何時でも廃油を入れるようにしています。直ぐに一杯になりますが、その廃油を宇和島市が委託している石鹸メーカーが回収して、石鹸を作ってくれるのです。その石鹸は集会場や公民館、老人憩いの家などに置いて使ってもらっています。各家庭でもこの手作り石鹸を使うことが当たり前のようになってきました。
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CONTENT
輝く海で
海を汚さないで
海からの豊かな恵み
誰でも作れる廃油石鹸
お祭りに石鹸を配布
石鹸運動は継続が大切
大切な子供の目

手作り石鹸(固形)
牛乳パックを使った廃油石鹸の作り方