何処の家庭でも、食用油の使い残しが出てきます。環境問題を真剣に考えているひとほど処分に困っています。漁協婦人部では、何処でも、この廃油から石鹸を作ることを呼びかけています。宇和島漁協婦人部では、集会場の前に20リットルのポリ容器を置いて、それに誰でも、何時でも廃油を入れるようにしています。直ぐに一杯になりますが、その廃油を宇和島市が委託している石鹸メーカーが回収して、石鹸を作ってくれるのです。その石鹸は集会場や公民館、老人憩いの家などに置いて使ってもらっています。各家庭でもこの手作り石鹸を使うことが当たり前のようになってきました。
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