お祭りに石鹸を配布
 宇和島市では、毎年真珠のお祭り「パールフェスティバル」を開催しますが、昨年、婦人部では、手作りの石鹸800個を会場で無料配布しました。その石鹸に「家庭でも作れるレシピ」を添え、海を汚さないことの大切さを市民たちに訴えました。日頃からの自分たちが取り組んできた実績があるだけに説得力十分でした。組織の外に向かって働きかけることの大切さを実感した行動でした。

石鹸運動は継続が大切
子供たちの石鹸作り
子供たちの石鹸作り
 合成洗剤を使うのを辞めようと呼びかけてから30年。漁協婦人部の歴史そのものと言ってもいいかもしれません。特に宇和海のような内湾では、海で暮らしてきた人々にとっては死活問題でした。しかし、海の生態を知らない人たちにとっては関心がもう一つというところがあります。巷にあふれている洗剤は、運動の隙を狙うようにして家庭に入り込んできます。「もらい物」です。「折角戴いたものを勿体無い」と使ってしまう人たちは正直言って婦人部の家庭の中にもあるのです。「65歳以上のおばあちゃんたちと若いお嫁さんたち」は説得できないのだそうです。「物を捨てられない」年代と「便利至上主義・協調嫌い派」年代とでも言ったらいいでしょうか。しかし、わかしお石鹸を何時でも手に入るように漁協の購買には置いてあります。
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CONTENT
輝く海で
海を汚さないで
海からの豊かな恵み
誰でも作れる廃油石鹸
お祭りに石鹸を配布
石鹸運動は継続が大切
大切な子供の目

手作り石鹸(固形)
牛乳パックを使った廃油石鹸の作り方