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子供たちの石鹸作り
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合成洗剤を使うのを辞めようと呼びかけてから30年。漁協婦人部の歴史そのものと言ってもいいかもしれません。特に宇和海のような内湾では、海で暮らしてきた人々にとっては死活問題でした。しかし、海の生態を知らない人たちにとっては関心がもう一つというところがあります。巷にあふれている洗剤は、運動の隙を狙うようにして家庭に入り込んできます。「もらい物」です。「折角戴いたものを勿体無い」と使ってしまう人たちは正直言って婦人部の家庭の中にもあるのです。「65歳以上のおばあちゃんたちと若いお嫁さんたち」は説得できないのだそうです。「物を捨てられない」年代と「便利至上主義・協調嫌い派」年代とでも言ったらいいでしょうか。しかし、わかしお石鹸を何時でも手に入るように漁協の購買には置いてあります。