北海道・湧別漁協
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湧別漁協一帯
オホーツク海からの湧別漁港
オホーツク紋別空港に降り立ったとたん「空気が美味しい」と思った。珍しく大気の存在を感じたことがうれしく「ここには何か未知の海の幸がありそうだ」と期待が膨らむ。「先週までは寒かったんですよ」という出迎えてくれた奥谷慎課長の言葉が信じられないくらい快適な気候で、空港から湧別町まで車で約30分、以外にも牧草地が連なる中にある道を走り湧別漁協に着いた。

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  湧別漁協は組合員数195名、所属隻数は船外機・3〜5d船を中心に414隻で、販売取扱い金額の約7割はホタテガイ漁業によるものとなっている。
遠藤組合長
遠峰組合長
遠峰進一組合長は組合役員になって40年、組合長に就任してからは27年になるという漁協の発展に大きく貢献してこられた方だ。第53事業年度(平成13年1月1日〜12月31日)の業務概要をみると、信用事業では念願の貯金残高100億円を突破し、共済事業も順調な伸びを示し購買事業・販売事業も前年を上回る取扱高となっている。遠峰組合長は、組合員がまとまっていることが大きな要因だと言う。「昭和35年(1960年)に国の再建整備組合の指定を受け、5年計画だったのを3年で達成して以来、昭和39年(1964年)には各組合員に収支計画を立てさせ、組合が認定して指導する組勘制度がスタート
工藤常務
工藤常務
した。直販にウエイトを置き、資源に付加価値を付けるよう組合員を指導している」と語る。同席いただいた工藤薫常務理事とお二人に主幹漁業のホタテ漁などについて聞いた。
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サロマ湖の冬はカキ
婦人部の皆さんと