----- 九州最東端に巻網船団が集う“男の港”がある(P7)-----
 
大分県漁協・鶴見支店
迅速な対応を
 
漁協事務所
ところで、松浦湾から二又湾にかけて設置されている生簀の60台は養殖ではなく蓄養に使用されている。巻網漁船が活かして持ち帰り灯で集める方法で沖の生簀に移す。シケで漁がない時に出荷したり値崩れにならないよう出荷調整できるからで、1週間から1カ月の間に出荷するぶんには給餌しなくても支障ないらしい。今年度からは町がHACCP対応の市場づくりを手がけると共に殺菌海水を使用できるよう進めている。清家支店長は、「活魚・鮮魚・加工・凍結とその時々の変化する流通状況に対応できる体制を整えたい。本店・支店が一体となりいかに迅速に対応するかだ」と真剣な眼差しで語った。隣で桑原さんが「“JF大分”として頼りになる漁協になってほしい」と応援した。
新鮮市場「里の駅」
 
農水産物直販所
漁協直営の「鶴見町水産物直売所」では、活きのいい活魚から加工品まで漁協ならではの“安心”で“新鮮”な海の幸を廉価で提供している。天然の『鶴見アジ』『鶴見サバ』、ブリやイサキなど旬の魚、ヒオウギガイ・アワビ・サザエ・イセエビ・粒ウニなどに加え自家製のアジの開き・アジの丸干し・チリメン・イリコ・スリ身製品・ジャコ味噌・ゴマダシなど地元の加工品も豊富。
 また、食堂部門では獲れたばかりの旬の魚をふんだんに盛った『海鮮どんぶり』、豊後のブリをカツ丼風にした『ブリカツ丼』各800円が味わえる。

-7-
戻る
次へ
CONTENT
鶴御崎灯台を目指す
巻網漁船が入港
セリ場には興味をそそる物が

組合員・桑原政子さん
迅速な対応を
新鮮市場「里の駅」
鶴見町の郷土料理

ブリカツ丼