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桜エビのヒゲ |
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釜揚げ桜エビの加工 |
現在、桜エビを扱っているのはこの由比港漁協と大井川町漁協の2漁協のみで、操業船は全部で60カ統・120隻(由比港42カ統、大井川町18カ統)。漁期は春漁が3月末から6月5日まで、秋漁が10月末から12月26日までで、産卵期に当たる夏場(7〜9月)は禁漁となっている。出漁は両漁協の代表21名からなる『出漁対策委員会』で風や波など天候が毎日協議され、春は午後1時に、秋は正午に結論を出し一斉にスタートする。もう30年以上前から行っている資源管理型漁業で、「孫の孫の代まで絶えさせない」ため一致団結して取り組んでいる。
春漁は20〜25日、秋漁は多くて20日で年平均出漁日数は60日。「5月は天候が安定しているので一番多く10日は出漁。春は漁場が沼津沖で近いが、秋は焼津沖なので漁場まで1時間半かかる」。「今年の秋漁は雨が多かったので10月は1日だけ。冬場は風も出るのでここまで8日間の操業だが、今日出れば3日連続の出漁」ということだった。ポカポカ陽気で風もほとんどなかった当日は貴重な出漁日となったので乗船させてもらうことにした。
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