公民館の年間プログラム〜尾鷲市三木浦公民館〜
三木浦公民館では、平成10年、親子学級「豊かな暮しのために」を10回シリーズで開催。そのなかで、合成洗剤の恐ろしさを確認する水槽実験、廃油を使った石鹸作り、清掃センターの見学など、海をきれいにしていくことの大切さを学んだ。毎回の参加者は30人前後の決まったメンバーで、この学習をとうして「合成洗剤を使わなくなった」という家庭も多い。
公民館主事 阪本智恵さん
 公民館主事の阪本智恵さんは、「ここは漁師町ですから、海をきれいにすることへの関心は高いです。特に子育て世代の30代のお母さんたちは熱心です」と話します。
 この親子学級は、その後も毎年継続されています。


親子学級の学習記録(平成10年度)
回数
月・日
テーマと内容
1
5/20
親子で作ろう廃油石鹸
2
6/7
海辺の生き物を学ぶ  海の汚染で貝が変形
3
6/10
海の汚染について  水槽実験で分かる合成洗剤の恐ろしさ
4
7/5
海辺の生き物を学ぶ  貝殻でモビールを作る
5
7/27
海上保安庁訪問   ビデオ「赤潮は生活廃水から 生まれる」視聴
救命胴衣の試着・巡視船内の見学
6
8/18
ゴミ処理場の見学
7
12/6
赤トンボの生態調査
8
12/13
奉仕作業  三木浦の入り口の三叉路の草取り
9
1/24
リサイクル手芸  牛乳パックを利用したペン立てを作る
10
2/11
魚料理体験
-5-
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CONTENT
熊野灘の漁村
運動の再出発
二つの水槽実験
三木浦の海は
百聞は一見にしかず
理解が早い子供たち
広がる運動
海は生命のふるさと

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親子学級の学習記録