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水槽実験で理解を深める子供たち
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地域で、学校で、公民館で、漁協婦人部の人たちは、組合の職員や地域の人たちと連携をとりながら、至る所で、この水槽実験を行い、石鹸を使う運動を繰り広げていきました。三木浦公民館で「親子環境教室」を開いた時の事です。水槽の中で、魚が苦しそうにしてバタバタと死んでいくのを見て、子供たちは目を丸くしました。水槽実験に参加した子供たちは、家に帰って、まず、自分の家で、合成洗剤を使っているかどうかを確認したそうです。そして合成洗剤を使っている家庭の子供たちは、合成洗剤の毒性を母親に説明し、「魚のように私たちも死んでしまう」と言ったそうです。