熊野灘の漁村
尾鷲市と言っても市の中心部からさらに南にある三木浦地区は、賀田湾に面した漁村です。400トンクラスのカツオ・マグロ漁船が10隻
早朝からの養殖鯛の水揚げ
もある遠洋漁業の盛んな地区ですが、地元では、一本釣りやタイ養殖で、年間11億円の水揚げがあります。熊野灘に面した風光明媚な海岸線はよい釣り場にもなっています。地域の婦人たちは「海は生命のふるさと」として、みんなで守る運動に取り組んできました。運動は、148名の婦人部を中核として、確実に地域の中へと浸透しています。
運動の再出発
三木浦の婦人たちの石鹸を使う運動には、30年の歴史があります。毎年、年間の活動計画に「合成洗剤の追放」を掲げ、取組みを呼びかけてきました。しかし、運動はいつかマンネリ化し、「わかしお石鹸」の普及も伸び悩んでいました。この停滞した運動から脱皮するきっかけとなったのは、平成8年に、三重県漁婦連が主催した研修会でのある実験でした。魚は、合成洗剤と石鹸にどのように反応するかを水槽を使って実際に試してみたのです。
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CONTENT
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熊野灘の漁村
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運動の再出発
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二つの水槽実験
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三木浦の海は
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百聞は一見にしかず
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理解が早い子供たち
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広がる運動
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海は生命のふるさと
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公民館の年間プログラム
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親子学級の学習記録