----- ノリ養殖のトレーサビリティーと観光事業に取り組む (P7)-----
香川県・東讃漁協
女性部の皆さんと

女性部の皆さん
ハマチのしゃぶしゃぶ
ハマチの刺身
左から:イワシの蒲焼・シラス飯・
タチウオのてっぱい

 うれしいことに女性部の皆さんがたくさん集まって郷土料理を作ってくれた。『ハマチのしゃぶしゃぶ』『シラス飯』『イワシの蒲焼』『タチウオのてっぱい』などで、市のコミュニティーセンターの和室で美味しくいただいた。“てっぱい”とは白味噌を加えた酢の物で、「市場に出せない小魚や余った魚を利用しダイコン、キントキニンジンなどと一緒に料理する」そうだ。また、「しゃぶしゃぶ用のハマチの身は刺身より薄く切り、皮を付けたままのほうが身が崩れない」と言っていた。

 鍋を囲みながら会話も弾んだ。香川県は今年、台風 16 号・ 23 号に襲われた。特に 23 号では多くの被害を受けたようで、初代の女性部会長の中石一恵さんによると、「初めての経験で2度非難した。見たこともない大きな波が来て倉庫の漁具は全部ダメになった」「これまで台風被害はなかったので無防備だったが、今年は床上浸水で大変だった」と。また、大内地区の六車節子女性部長からは、「昔はこの辺りはどこも水不足で、香川県だけで 15,000 の“溜め池”があった。田んぼに入れる水の時間が決まっていて見張りをさせられていた」という話も聞けた。今は香川用水ができ心配もなくなったようだが。


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