----- のり養殖のトレーサビリティーと観光事業に取り組む (P5)-----
香川県・東讃漁協
観光・漁業体験事業について

  第3セクターで経営されている『ベッセルおおち』という素晴らしい施設に泊めてもらった。高台にある建物は上から見ると船の形をしていて、露天風呂・檜風呂・ジェットバス・サウナなど 10 種類の“アミューズメント・バス”、映画館、マッサージルーム、食堂、会議室…が完備した立派なもので見晴らしもよく、二つ並んだ丸亀島・女島や絹島、馬篠漁港も見下ろせる。また、この施設を窓口に漁協青年部が主体となり地びき網体験事業が行われている。漁業を体験してもらい、漁獲物はバーベキューで食べるというものだ。

笠井正人参事
そのほか、漁協では漁業経営安定のため『大型定置網漁業体験観光事業と地魚料理試食会』なども実施している。笠井正人参事は、「消費者に漁業を知ってもらうためにも1昨年から開始している。一緒に料理をして魚のさばき方や料理のほか、魚の流通なども説明する」そして、「昔から続く伝統漁業の継続と、漁業者の高齢化・後継者問題などで年々減っている漁業の復活を目的にやっている」と語る。


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