----- のり養殖のトレーサビリティーと観光事業に取り組む (P2)-----
香川県・東讃漁協
松本守組合長に聞く
松本守組合長

  中山さんに促され2階の事務所に上がると松本守組合長が対応してくれた。

1970 年に馬篠・小磯・誉田浦・三本松・湊浦の5漁協が合併して東讃漁協となり、その後東に隣接する白鳥本町漁協と一緒になった。組合員数 217 名、所属漁船は 4.9 d型底びき漁船を主体に 150 隻で、のり養殖のほか定置網・底びき網・建網・パッチ網(シラス漁)・刺網など沿岸漁業が行われている。「隣町の引田はハマチ養殖発祥の地だが、ここは漁船漁業で養殖はしていない」そうだ。「8割が底びきで、 10 月 20 日から3月末まではカレイ・ワタリガニ・クルマエビ漁、4〜5月は休漁で 6 月から 10 月まではコエビ・アナゴ漁、秋からはシズ・アジの漁になる。 7km 沖合には大型定置網が2統、3 km 沖合には 20 数ヵ所に小型定置網や建網がある」と言う。



- 2 -
戻る