----- 県初の認定漁協には旨い魚と大規模製氷・冷蔵施設があった(P6)-----
新潟県・新潟漁協
有数な製氷設備と大規模冷蔵庫

氷の出庫
石山支所冷蔵庫
  対岸にある製氷工場(日産 80 d)と貯氷庫( 1,500 d)、港から車で 15 分の石山支所にある冷蔵庫に案内してもらった。製氷能力は全国でも1、2を争うほどで、 1 本 135 `の氷は需要に応じて三陸から北海道まで運ばれる。新潟は昔から“かまぼこ”などの加工業者が多く、ロシアやアメリカから輸入されたスリ身原料や加工原料を保管するための冷蔵庫が必要だった。また、昭和 40 年代には日本海の船凍スルメイカ漁の基地として北海道・青森・千葉・神奈川のイカ釣り船がここの冷蔵庫を利用していた。

石山支所には3つの冷蔵庫(合計2万d)があり、最大規模の第3工場はワンフロアで
森俊之製氷冷蔵事業部長
1 万dの許容能力を持ち品物の入出庫も早い。かまぼこ屋のスリ身の大口ロットが主流で魚介類の預かりは年々小口化しているらしい。最終加工した物が多いが一時保管もある。森俊之製氷冷蔵事業部長は、「現在は満杯状態。昔は盆と暮の二つの波があったが、今は暮だけになった」と言う。


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