----- 広域合併3年目は基盤強化と新事業展開を推進 (P2)-----
三重県・鳥羽磯部漁協
合併後の取り組み
 
天然マガキ
現在、鳥羽市16,磯部町6の支所には鳥羽市の離島を中心に小浜(オハマ)・桃取町(モモトリチョウ)・答志(トウシ)・ 和具浦(ワグウラ)・菅島(スガシマ)・上島(カミシマ)・石鏡(イジカ)・国崎(クザキ)・相差(オウサツ)の九つの 市場があり、三重ブランドに認定されているイセエビ・あわびをはじめ、年間を通じて多種多様な鮮魚が水揚げされる。また、 鮮魚の他にカキ洋食(的矢・安楽島(アラシマ)・浦村・桃取町)、黒ノリ養殖(桃取町・答志・菅島・坂手・和具浦ほか)、青ノリ 養殖(三カ所・坂崎ほか)に分けられる。

岡野常務は、「夏は何もない所と一年中漁のあるところと支所により格差が大きく漁協職員の業務内容も違う。人事を効率的に配置し、 浜のない時は陸の事業に就くよううまく調整していきたい」と。そして昨年からは離島の葬祭事業やガス・灯油宅配事業などを開始し、 収益を上げている。一方、「販売事業の魚価の低迷を何とかしていこう」ということで、今年度から「直販事業課」と立ち上げ 販売の新しい形を築こうとしている。
答志支所


「本土側に統合市場を作る計画」は今のところ暗礁に乗り上げている。行政への要望活動をしているものの、国や県の財政事情もあり 未だ具体化していないからだ。
しかし、今年度事業として答志島にある答志・和具浦と菅島の3市場を一つにする計画は順調に 進んでいる。すでに造成地(答志)の埋め立ては終了し平成17年3月には集約市場が完成する。

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