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水揚げ風景 |
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イワシ水揚げ
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翌朝、特牛にある魚市場を見学した。1番ゼリが午前1時50分、2番ゼリ6時30分で、その後は棒受け網漁船のイワシ、外来船のイカなどの水揚げが11時頃まで続く。前日は風と波が強く一本釣りなどの水揚げは少なかったが、午前7時頃からは角島の棒受け網漁船が入港し始めた。
岸壁に魚を入れる木箱が数十個並べられ、その中央部分にイワシ(カタクチイワシ)が次々に積み上げられるように水揚げされ、そこから各箱に延ばす様に均等に配分する。
1尾5〜8cmのイワシの山ができ、産地仲買人が各船のイワシを下見する。そこで熱心にイワシを見ながらメジャーを出してサイズを測っている人がいた。大手仲買人の高木水産社長の高木和昭さんだ。もと山口県水産試験場の研究員だったとかで魚のことに詳しい人でもある。
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仲買人の高木水産社長 |
『勇進丸』が水揚げしたイワシを見ながら「何にしようか考えている」と言う。3cmまではシラス、3〜5cmはカエリチリメン(生干)、5〜6.5cmは田作りに加工するそうで、
相場の目安になるのは“大きさが揃うこと”だと言う。勇進丸のイワシは入札で1箱(30〜32`入り)2,600円の値が付いた。2月14日の棒受け網漁船の入港は12隻だった。 |
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