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マルアジ
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その間にも延縄船『松栄丸』がハモを、中型巻網船『太陽丸』『第57日栄丸』がそれぞれアジ・サバを水揚げし、空いた船倉に何百`ものバラ氷を詰め再び出港していく。伊予海と宇和海の潮がぶつかる豊予海峡で獲れるアジ・サバは、"媛っ子アジ""媛っ子サバ"として好評だ。年間水揚げ量がダントツで多いのはアジ類(マアジ・マルアジ)の2,622dで、イカ類1,363d、タチウオ1,275d、エソ類963d、タイ類670d(いずれも2001年度水揚げ)と続く。巻網船は網をクレーンで持ち上げ選別台に水揚げし、魚種と大きさを分けながら15`入りの箱にする。「太陽丸」は70〜80箱くらいあった。
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