再建どきを迎えた関係設備
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漁協の施設
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本部事務所のある建物は1987年に竣工したものだが、隣接する冷凍冷蔵工場(1972年)、製氷工場(1978年)、モイストペレット製造工場(1986年)はそれ以前に建てられたもので、「ほとんどの施設・道具が20年以上経っているので考え時です」と城戸さん。
製氷工場は、角氷を日産20d製造できる。貯水能力200dで、貯水タンクは昨年新しく造り直した。角氷は1枚16貫(約60`)が1,500円で、1日平均20数dを24時間体制で出荷している。担当者は、「過去の記憶では1日に100d出たこともある。その頃は大型船が多かったからね」と話してくれた。
冷凍冷蔵工場の凍結能力は12dで、冷蔵能力は760dだが、冷蔵能力3,240dの冷蔵庫工場もあり、冷凍食品や冷凍水産物、スリ身などを漁協が買い取り販売している。また、取り扱い金額の伸びている養殖業からの需要でモイスペレット製造工場のほか、配合飼料倉庫、飼料保管施設なども充実している。その他、大島支所からの魚を運ぶ運搬船『島栄丸』10.36d、10d級の大型活魚車を含む輸送トラック3台を所有。
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