子供達も海がだいすき!
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奥尻小学校5年生の「イカ釣り体験」 |
ひやま漁協に属する奥尻島は、歴史のある漁業の島です。悪夢のような災害から立ち直り、イカ釣りやスケソウ漁、アワビにコンブと活発な漁業生産が戻ってきました。奥尻小学校では、この6月、総合学習の一環として、島の基幹産業である漁業について体験学習をしました。漁協の松前さんに漁船を出していただき、5年生全員18人が参加しました。奥尻島では、「イカ釣り」のことを「イカつけ」と呼んでいます。感想文のいくつかをご紹介しましょう。 |
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竹内 真由香 |
イカつけは、夜何時くらいまでやるのか不思議に思っていました。聞いてみた所、4時から2時ぐらいだそうです。漁師さんも船で「酔うときがあるのかな」と思いました。すると「よう」と言っていました。私も、船で、はいちゃったので「船がよわいなー」と思いました。
私は、始めイカはあみからそのままかごに入れると思っていましたが、実際乗ってみてそれが網からとってイカが出る所にかごを置いてそこからイカが出たからわかりました。
次に、私は最初、船の運転は漁師さんがじっと運転していると思っていました。でも、船は最初のうち運転したあとは、自動的に機械が動かしていることを知りました。
私は、よったけど、イカもおいしかったし、船もおもしろかったです。 |
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中島 尊明 |
僕は、イカつけは2回目です。1回目はお父さんと行って酔いましたが、こんどは酔いませんでした。僕は、イカつけ体験学習の前の日にお母さんとお父さんに、「船でようからはやくねなさい」といわれました。イカ付け体験学習の日あいさつをして船にのってようとおもっていたのに、イカをとっているあいだぼくはよいませんでした。ぼくはよわなくてよかったです。イカのハリにホッケがかかってきてぼくは、イカのほかにかかるとは知りませんでした。お父さんが機械の下に手をちかづけるなといわれました。僕はイカを取るのは機械じゃなく手でやると思っていたのに機械でやっていることがわかりました。わかんなかったことがわかってうれしかったです。僕は見てて、りょうしはたいへんに見えます。僕はイカがハリにかかってきたら自動的にいけすの中にはいるとは知りませんでした。 |
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角原 有香 |
私は、イカつけ体験学習の船にのる前、イカをとるには、どのへんの海で取るのかと思いました。さっそく船にのってみると、速く動いたり、ふつうに動いたりして、転びそうになったりしました。最初は酔ったりしなかったのに、だんだん沖に行くほど酔ってきました。
次に、どのへんの海でとるかは、レーダーというもので決めるそうです。船の中には、水槽みたいなものがありました。そこにはたくさんのイカがいました。イカをつかんだ時、イカは白くなったり、すみを出したりしました。それで、海から港にもどるまで、また、酔いました。なのに、漁師さんは酔っていませんでした。
港について、お昼になって、いろいろなものを食べました。イカつけ体験で船にのってみて、イカを取ることがたいへんだと思いました。 |
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