あすへのステップ・育てる漁業へ
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活アワビの直販に人気 |
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青年部 星野 隆一(大成) |
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右がLサイズ、左がLLサイズ |
活きたアワビを消費者へ届けることが目的です。アワビの刺身をレストランやホテルで一年中食べていただきたいのです。檜山のアワビ・えぞアワビは少し小型ですが、身のしまりといい味といい絶品ですよ。一度食べていただけばそのよさが分かってもらえます。組合でも力を入れています。天然物だけでは周年供給できませんので、5メートルほどの海中に施設を作って養殖しています。毎日潜水してコンブなどの餌をやるのが日課です。天然物に比べて日持ちもいいし、元気です。
青年部の5人が共同で取り組んでいますが、個人でもやっています。毎年3万個の供給体制が出来ました。 |
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美味しいですよ、サクラマス |
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乙部町水産課 技師 阿部 栄二 |
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ここは、乙部町の突符川(トップがわ)の河口から4キロほどの上流です。熊が窓をたたくことがあるんですよ。それだけ自然が残されている地区です。ここでサクラマスの孵化放流を始めて12年になります。サクラマスは美味しい魚ですよ。内地ではヤマメとかサツキマスと呼んでいるマスの仲間です。今年も11月には、熊石にある北海道立孵化場から発眼卵を運んできて、冬を越させます。ここで1年間育てるのです。15センチ、30グラムほどに成長した稚魚55万尾を毎年海に放流します。
このサクラマスは1年で放流した場所に帰ってきます。春先の4月には、30グラムの稚魚が、2キロから3キロにも成長して檜山の沿岸にやってきます。4月から5月にかけては、この近海では、これといった漁がありません。何もなかったこの時期に高級魚のサクラマスが獲れるのですから経営的にはプラスになります。 |
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活アワビの直販に人気 |
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おいしいですよ、サクラマス |
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