キーはプラス付加価値
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水産加工場と直売店 |
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おとべ加工冷凍工場 係長 滝沢 富人 |
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組合の直売所も好評です。 |
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全国ブランド「紅乙女」 |
魚価が安いことを嘆いていても始まりません。生産者の手で付加価値をつけて積極的に売り込むことです。組合が大同団結したことで、ロットも大きくなりスケールメリットも生かせます。私達は、この工場で、タラコ72トン、辛子明太子4,5トン、ワイン辛子明太子5トン、塩イクラ11トン、筋子4,5トン、サクラマスのルイベ5トン、イカ刺身42トンを生産できます。これらの製品は「ひやま漁協ブランド」として、組合営業部(直販課)で全国に販売しており、消費者の皆さんからも好評を戴いています。「紅乙女」や「イカ塩辛」もこの工場で製造しています。
組合の直売店も江差と乙部の2ケ所においてあります。地元の方々だけではなく遠くから車で見える方もあります。 |
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夕市の賑わい |
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夕市実行委員会委員長 浜高 富雄(瀬棚) |
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夕市を始めて5年になります。はじめ漁師の仲間に呼びかけて8人でスタートしました。少しでも消費拡大になり、地元の皆さんに地元で獲れる魚の本物の味を知って欲しいと思ったからです。市場に上がった魚を地元の人が直ぐ食べられる実態ではありませんからね。旬のものを市価よりも安く、加工品は漁師の味をと心がけています。毎月第4日曜日の午後3時から4時までの1時間ですが、午後1時にはお客さんが列を作って並びます。午後3時の定刻には品物が無くなってしまい慌てて海に獲りに行ったこともあります。この頃はなじみのお客さんも増え、近隣の町でイベントがあると、頼まれて夕市の出前をすることもあります。宣伝もします。市の前日には、4,500枚のチラシを新聞の折込で近隣の町に配ります。 |
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