----- 周年トビウオ漁と一本釣り活〆“首折れサバ”(P6)-----
鹿児島県・屋久島漁協
興味深い漁師の話

 安房の市場にトビウオが出るか―と期待したが、波が高く出漁船はなかった。しかし、市場にいた数人の漁師から「昔はこの付近でウミガメがいっぱい産卵していた。今でもこの港まで入ってくる」「子供の頃食べたウミガメの卵は旨かった」など興味深い話や、「今は条例ができてウミガメやイルカの保護が優先しているが、ウミガメはアサヒガニを食べているし、イルカの大群は魚を食い尽くしていく。クジラもそうだが“保護、保護”はどうかしてるね」など切実な実態を聞くことができた。
トビウオ漁船が停泊する安房港 「アカボー」の鱗取りをする漁師


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