----- バイオマス資源の利用と衛星デジタル放送の運用(P6)-----
宮崎県・宮崎漁連
モバイル放送を漁業に導入
業務部 長友和久課長(左)
総務部 西山孝則課長(右)

 平成 16 年 10 月 20 日から営業放送が開始された『モバイル放送 ( 株 ) 』は専用衛星を使うリアルタイムの放送サービス事業だが、宮崎漁連は海上受信実験などに協力しいち早く普及に向け検討を進めている。映像・音声・データ情報を同時に取れるこのシステムは、漁業者にとって天候・海況状況や市況情報を「いつでもどこでもキャッチできる」手段として期待される。「現在、カツオ・マグロ漁船は高いお金を払って情報を得ているが、これが普及すれば低価格ですむ」と言う。長友・西山両課長は「 JF 独自のチャンネルを作って情報を一元化していきたい」「モバイル用のプロバイダーを創設し容量を広げてもらいたいという要望を出している」と意欲的だ。今後はカツオ船の船主会や関係イベントで積極的に説明し協力体制を推進していくことになっている。


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