----- バイオマス資源の利用と衛星デジタル放送の運用 (P2)-----
宮崎県・宮崎漁連
宮崎市漁協は県下一のイセエビ漁
イセエビ
直販所

 青島支所ではカツオ曳き縄やエビ・カニの小型底引き、イセエビの磯建て網が行われ所属漁船は約 70 隻。「イセエビの水揚げは県下一」だそうで、「9〜 10 月の漁はよかった」と。一方、内海支所には 10 d級の近海シビ延縄漁船が7隻と 15 d級のマグロ延縄漁船2隻が所属し、「この2隻は三陸方面まで漁にいく」と聞いているところに、その 1 隻が三陸沖の船上から「漁があった」との一報を入れてきた。電話を受けている組合長の顔も何だかうれしそうで、こちらも海上で頑張る漁師の姿を想像する。また、青島には1カ統の優秀な巻網漁船もあり「アジ・サバの水揚げは県の5本の指に入る」らしい。

 イセエビ漁については 10 年前から管理委員会を作り「9〜 11 月の 3 ヵ月しか獲らない」。「ちょこちょこ獲っていたら資源がダメになる。3ヵ月以外は獲らないようにしているから毎年いい漁ができる」と組合長。1尾 350 〜 400g の4〜5年物が年間 20 d前後水揚げされている。直販店の売上げも業績を伸ばし、「“青島どれ”を商標登録して生鮮物を中心に売っていく」予定で、 3 年後を目安に食堂のオープンも計画されている。




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