----- チャレンジ精神で挑む県内第 1 号の広域合併漁協 (P7)-----
鹿児島県・北さつま漁協

今後の取り組みについて

キビナゴの刺身

 
砂畑副組合長
砂畑副組合長は、「水揚げが減り魚価安の厳しい状況下では、水揚げに頼った漁協運営だけでなく他の事業を見直していかねばならない。共済・冷凍・購買・販売・製氷事業等に加え流通直販事業を行うため『 ( 株 ) 北さつま』を立ち上げた。 1 年目は実績が出なかったが改善していきたい。それから“機械修理部門”を新たに取り入れ事業として拡張していく。作業場所はすでに決まっているので 16 年度からとりかかる」など今後の取り組みについて話してくれた。市場についても「産地市場統合による一元化」を目指しているが、国や県の補助支援も必要なため申請中で「 17 年度には目途がつく」予定だ。また、市では漁協が主催し、食堂・直販所・購買店舗を充実させた『海の駅』構想も浮かび上がっている。

<<キビナゴの刺身>>
  初夏の味覚“キビナゴ”は刺し網で漁獲されているが、そのほとんどは塩干物などに加工して出荷され、新鮮な旨い刺身が食べられるのは生産地くらいだろう。魚体が小さいので手開きで料理。酢味噌で食べるのもいい。

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