----- 町ぐるみの販売事業展開と天下の絶品“マコガレイ” (P5)-----

北海道・ 上磯郡漁協
まこがれいまつりの日


 
生簀が釣り堀に
“マコガレイ”の名前と旨さを知ってもらうため知内町が主催し、漁協と町の特産品販売促進協議会が共催する大生鮮市『まこがれいまつり』は今年で第 5 回目となった。会場の中の川漁港岸壁一帯には大漁旗がなびき、その下には販売所となるテントが連なっている。午前 9 時の開場前から続々と人が集まり、生簀棟を覗くと特売のウニやカレイを買う人の列ができていた。「祭の当日はおかまいできません」と言っていた富森さんはウニの即売に張り切っていたし、秋山部長は生簀の中に入って魚を追いかけていた。 1 つの生簀は釣り堀と化し、大人も子供もホヤの餌を付けた釣竿を垂らして真剣な面持ちだ。 この中にはマコガレイのほか、小鯛、ヒラメ、クロソイ、タナゴなどが入っている。

外ではテントが並ぶ
 外のテントでは西山さん率いる青年部がホタテ貝・ツブ貝を焼いて醤油ダレをつけて販売していた。「 1 個 200 円」で「売れ行きはまあまあ」と。その隣では女性部がカキが主役の“番屋鍋”と“ホタテごはん”を販売。「鍋は 300 杯分、米は4升炊いた」そうだ。 また、海上遊覧できる特典付きの“まこがれい刺身弁当”“まこがれい煮魚弁当”各 50 食 1,000 円の販売も大人気だ。その他、クイズ大会や太鼓の披露など楽しいイベントがお昼( 12 時)まで続き約 3,500 人が訪れた。  

 ところで、前日の夜は“まこがれい弁当”を仕出しした『旅館・清八』に宿泊し、ご主人が絶品のマコガレイの刺身・煮物(1尾)、山盛りのウニ、イカソーメンほかを食べさせてくれた。甘みと歯ごたえのある刺身と程よい味付けの煮魚、多すぎてどちらも食べきれなかったけど「旨かった」感動は忘れない。


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