----- 町ぐるみの販売事業展開と天下の絶品“マコガレイ” (P4)-----

北海道・ 上磯郡漁協
涌元・小谷石へ…女性部長に会う


 
絶景を眺めながら小谷石へ
その後、富森さんの車で海沿いを南に走り本所のある涌元漁港、小谷石漁港に案内してもらった。途中、何度も車を止めて写真を撮らせてもらうほど美しい海や磯の風景に出会い北海道の夏を満喫した気分だった。

涌元の荷捌き場では女性部の面々が翌日の祭で販売する“殻付きウニ”“マコガレイ”の袋詰め・箱詰め作業に追われていた。
渡辺栄美さん
内海恵子さん
涌元地区の女性部長、渡辺栄美さんは「町や漁協の方針で 7 月に東京で料理実習をしてきました。 ホッケのマリネ、アワビのスープ、 ホタテご飯など町の名物を PR しています」と。

 知内地区の女性部会長である内海恵子さんは養殖コンブの耳を切り揃える作業中だった。 コンブの養殖は沿岸から 50m ほど沖合で行われているが、「干し場がなくなったので今はほとんど乾燥機で乾かすようになった」。女性部の活動について聞くと、「マーケティングとして大阪・京都・広島にホタテ・ホッケ・サケ・ カレイの PR 販売を行っています。また、その際に料理講習会を開催し知内の知名度向上と知内の魚介類の消費宣伝が目的です。 」と。もちろん、桜祭・釣り大会・産業祭など地域の行事でも女性部の活躍は欠かせない。


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