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地元中卸人のセリが始まった |
市場では我々の船を待ち構えるように人が集まっていた。着くや否や魚の選別作業が始まり、セリ場に並べて地元仲買人によるセリにかけられる物と、
箱詰めにして産地仲買人たちの入札で近郊の消費地市場に運ばれる物に分けられる。ブリは1尾7s、タイは1尾6sの大物もあったが、主体はアジ・イワシ・サバだった。
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選別作業 |
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棒受け網漁船の水揚げ |
一方、富戸の定置網ではこの日、カタクチイワシ主体に6dが水揚げされた。
そのほか、棒受け網漁船『浜熊丸』の水揚げも行われた。19d型『浜熊丸』の漁師は、「三宅島沖まで一昼夜の漁でサバ8dを水揚げした。あと4隻も入港してくるよ」と言っていた。また、伊東市は観光客が多いことから消費地の側面もあり、魚市場には他地域から搬入されてくる魚介類(たとえば冷凍インドマグロの半身など)やキンメダイ、カツオなども目に付いた。 |
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