海上の海苔摘み取り作業を見る |
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第8ふじなみ救急艇 |
翌日、漁協所有の『第8ふじなみ救急艇』19dに乗せてもらい海苔養殖場の摘み取り作業を見学した。この船は島に救急患者が出た時の輸送艇兼漁業監視船で乗り心地の良い立派なものだった。海苔養殖場は島の南西に4箇所あり、養殖網は海面スレスレに40m四方ほどに張られ、その端から作業船が次々に海苔を摘み取り運搬船に積み込んでいた。もう一箇所では摘み取り船がそのまま運搬船というのもあり、船が網をくぐるような形で進んでいた。海上での作業にもかかわらず実にスムーズに行われているのに感心する。 |
島を巡る |
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小型底曳き漁船 |
少し沖合に行ったところでは小型底曳き漁船が操業中だった。説明によると、ほとんどが1人乗りで午前4時に出港し午後4時まで操業。その間、30分に1回ずつ網を揚げるというから1日24回の網入れ・網上げを繰り返すことになる。
坊勢島の北東、漁協前から出港した「第8ふじなみ号」は南下して海苔養殖場に行った後、島の西側に回り家島諸島のもう1島“西島”へ向かった。西島には漁協の組合員がやっているという大掛かりな釣堀があり驚いた。「カンパチやハマチの大物が釣れる海上釣堀」だそうで好評らしい。
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