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セリ場風景
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午前4時半、板ウニと巻網アジのセリが始まった。それぞれ場所が違うので仲買人は移動で忙しくなる。その中で池部茂好販売課長にお聞きした。
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瀬つきアジと見島のアマダイ |
「"瀬つきアジ"と"見島のアマダイ"をブランド化し、大阪・東京方面にも浸透してきた。価格は回遊性のアジより1.5倍高い。3月15日から12月15日はアジ主体の水揚げで、ほかに刺網のイサキ・タイ・ヤズ(ハマチ)など。セリが8割、入札2割で、大井湊・須佐ではケンサキイカを、大島では冬場のウマヅラハギを活魚で出荷する。サザエ・アワビ、加工品(イリコ)、県外船のスルメイカなどは入札。仲買人は新市場開設を機に県外(浜田〜北九州)からも呼び約160業者となった。仲買人が増えたことで1割強は好値が出るようになり底値も上がった。」と。新市場の開設にあたり、以前は船名だけで処理していたのを支所・船名をコード化したことで「当初は思わぬトラブルが起こり大変だったがやっと落ち着いた」そうだ。
活魚槽でのセリも始まったので覗いてみたが、「活魚は午前2時の1番ゼリがほとんど」とかですぐに終わってしまった。小倉・福岡などの当日セリに間に合うよう出荷するためで高値がでるのも1番ゼリのようだ。水槽施設棟にもスペース配分や魚を見やすくするための工夫がみられた。
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