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イカ漁のベテラン漁師さんたち |
次に向かったのは大井湊支所で、ここにはケンサキイカ用の活魚水槽が30基もある。和田佳典支所長とイカ漁のベテラン漁師5人の方々が待っていてくれた。活ケンサキイカは想像以上に立派なイカで1尾200〜300gある。
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ケンサキイカの活魚水槽
突然変色した。 |
生簀の中で泳ぐ姿は透き通った白さがとてもきれいだが、ひとたび網ですくい上げようとすると突然赤褐色に変身する。大井湊支所では35人のイカ釣り漁師が4〜5d級の船でタンポ流しと夜釣りで漁獲している。「見島(萩の北北西45km沖にある)の北20マイルに"八里ケ瀬"というケンサキイカの好漁場がある」と言う。そして、「北限は昔は境港までだったが、最近は高水温でもう少し北へ延びたようだ」と。以前はフグやアマダイ漁もしていたらしいが、平成に入ってからは昼の操業も含み1年中ほとんどがイカ漁となったそうだ。
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ケンサキイカの
刺身、塩焼き、バター焼き |
活魚水槽はもともと出荷調整のために造られたが、平成12年に"萩のケンサキイカ"としてブランド化するとともに活イカでの出荷が始まった。「獲って活かしてもってくる技術や、いかに鮮度保持してセリにかけるかが価格に大きく反映する」ので漁師も研究に余念がない。そうすることが結果として資源問題や後継者育成問題にもつながっていくと考えているからだ。ご好意に甘え食べさせてもらった刺身の旨かったこと…。《ご馳走様でした》
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