----- HACCP方式を導入した新市場に一元集荷(P3)-----
山口はぎ漁協
漁協が出店
萩しーまーと

新市場に隣接して地元生産者が集結して運営するマーケット『萩しーまーと』があり、漁協が出店している"萩魚"には活魚水槽も設置され地獲れの新鮮な魚介類が販売されている。一般の小売店では珍しい大型水槽が置かれ、中を覗くと魚体の透き通った大型ケンサキイカが入っていた。1尾2,500円だそうだ。「新鮮でよいものを安く提供する」ということで価格は市価の3割安。当日は、ヨコワ1,580円、アマダイ650円、ボデコ(カサゴ)200円、アジ8尾280円のほか、イワシやドビウオなどが一盛200円という破格の値段だった。レストランや広い駐車場もあり観光バスなども立ち寄る場所となっている。

加工場を見学
左から
玉井理事、三次支所長、
長岡参事、松浦工場長
大井浦支所の加工場にお邪魔し、玉井富行理事、三好隆広支所長、松浦徳寿工場長に工場内を案内していただいた。ちょうどウニ(バフンウニ)のビン詰め作業とアジの一夜干し加工が行われていて、新鮮なウニを少しだけ試食させてもらった。
ウニ加工
アジ加工
6月10日から7月末までが沿岸のウニ漁期で、「今年は殻は小さいが身入りが良い」ということだった。1ビン(60g入り)に20個分のウニが入っていて、塩漬け"雲丹維新"とアルコール漬け"磯うに"の2種製造、末端価格で3,000〜2,000円だ。
 アジは手作業で1尾ずつ開き、塩水に30分ほど漬けた後、1〜1.5時間乾燥させて冷凍庫に保管する。この辺りに水揚げされるアジは天然岩礁(瀬)に住みついた"瀬付きアジ"で、回遊性のアジとはひと味違う旨さがある。5月から8月にかけて最も脂がのり魚体もふっくらし、尾にかけてやや黄色を帯びているので地元では"キアジ"とも言われるらしい。7月は盛漁期とあって加工場も連日大忙しだ。
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漁協が出店
加工場を見学
2番セリが始まる
アマダイの出漁準備
婦人部が経営する店

ウニ製品