石川とぎ漁協
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 金沢駅から北陸鉄道の特急バスに乗り羽咋(はくい)経由で1時間40分、富来(とぎ)町で降りタクシーで約10分西に走ると富来漁港と漁協事務所のある漁村センタービルが見えてきた。この辺りの海岸線30kmは"能登金剛"と呼ばれ、北には奇岩怪石が、南には白砂青松の連なる景勝地があり観光要所になっているが、漁港はそのちょうど中ほどにある。平成12年3月に西海漁協と西浦漁協が合併して石川とぎ漁協となったが、ここに至るまでの歴史には深く重いものがあるようだ。

各種漁船が停泊
スルメイカ漁船

  東京を発つ前、「能登沖はスルメイカ漁の盛漁期を迎えている」と聞き楽しみにしていた。午後の岸壁には確かにイカ釣り漁船が何隻も停留していたが、そのほかに定置網の水揚げ船、刺し網船、エビカゴ船、巻網の餌船・運搬船、底曳き網船など各種漁船が明日の漁に備えて静かに待機していた。いっぺんにこれだけの漁法の違う漁船を見たのは初めてだ。一方、陸上には全自動製氷工場、冷凍・冷蔵庫、活魚水槽、殺菌冷海水装置、油槽所、加工実験場などあらゆる施設が整っている。

 
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各種漁船が停泊

土地の料理