----- 海業(うみぎょう)事業を柱に沿岸漁業を持続(P7)-----
 
神奈川県・みうら漁協
シケで入港漁船はなかった
 
亀吉丸(キンメ漁)
「海上の大荒れで船は1隻も出漁していない」と聞いていたが、翌早朝6時にとりあえず市場に出向いた。昨日からの強風はやや収まったものの海には依然波が立っている。漁協職員も「今日は何もないよ。出てるのはワカメとハバノリ」とあきらめ顔。ハバノリは、「西風が吹いてくる頃出てくるけど、あぶって食べると香ばしくて旨い」そうだ。午前7時を過ぎた頃、待っていたかいがあって刺し網で獲れたという立派な活カレイが車で搬入されてきた。1尾2s前後の大物もある。青森から運んできたという活ヤリイカもきた。ナマコやタコ、シッタカ(貝)も。だが、8時に開始した入札では当然、品薄からすべて高値が付きカレイの最高値は`4,700円だった。
 「昨日だと良かったんだけどね。そこに泊まってる『第一亀吉丸』65dがキンメを9d水揚げしたよ」と聞き少し残念な気がした。その前には出港準備中だったという『第八大徳丸』86dが出漁できずに停泊していた。どちらも漁協所属の中型底立てはえ縄漁船で乗組員は10人とか。

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シケで入港漁船はなかった
永塚販売所長に聞く

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