----- 海業(うみぎょう)事業を柱に沿岸漁業を持続(P5)-----
 
神奈川県・みうら漁協
宮川湾のフィッシャリーナ
宮川支所のフィッシャリーナ
山の上に風力発電のプロペラがみえる
 次に案内してもらったのは宮川支所が管理運営している宮川湾にあるフィッシャリーナだった。やはり整備された県道をそれて細い道を下って行くと、まるで大事に隠されていた(?)かのようなきれいな入江に出たのでなんだがうれしくなってしまった。管理事務所のほかには何もなく自然な岩場に波が打ち寄せていた。宮川満副組合長が待っていてくれて「先に行ってみましょう」と言うので風に吹き飛ばされそうになりながら岩場の後を着いて行くと、事務所のある入江の先には更に広い入江がありプレジャーボートがぎっしり停泊していた。浮き桟橋が設置されたマリーナには、神奈川県のオーナーを主体に70隻のヨットやモーターボートの停泊場として貸し出し、1隻当たりの停泊料は年間30万円ほどだという。「90隻留められる余裕があるが、20隻は県が緊急入港などのために残している」そうだ。静かで素晴らしい景観はここを利用する関係者だけの宝物だ。
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宮川湾のフィッシャリーナ
シケで入港漁船はなかった
永塚販売所長に聞く

みさき海業センターとレストラン“はまゆう”
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