包丁の先で、尾から頭に向かってウロコをとります。
頭を切って、頭の切り口から排泄口までのおなか部分を5mm程の幅で切ってください。頭の切り口から下に指で内臓をかきとります。この時、お腹部分の内側の黒い皮と、背骨近くの血合いもきれいに洗いましょう。

気をつけて!
  身がやわらかいので、やさしくていねいに!

蒸す(生節にする)


塩・こしょうをふる
パッドにイワシを並べ、両面にまんべんなく塩・こしょうをふります。

こしょうは、粉こしょうより挽きごしょう(あらびきこしょう)の方かおいしいですよ!


小麦粉をつける
イワシの表面、お腹部分に小麦粉をたっぷりつけてから、手のひらでたたきながら落とします。

あんかけなどソースを用いる料理する場合は片栗粉を、マリネなどサラッとした口あたりにしたい場合は小麦粉を使うといいでしょう。


油を熱する
 
中温(約175度)になるまで、油を熱しましょう。

あら塩を入れてみて、入れた瞬間に“シャァー”という広がるようなトーンの高い、さわやかな音がしたら、適温の証拠!


イワシを入れる
火を少し強めにし、イワシを並べ入れます。下に沈んでいる場合は、はしで動かしながら、上にあがっ
てきたら、はしで返しながら揚げます。


音を聞く
“パチパチ”という高音が低くなるとともに“プツッ”という音が聞こえたら、また、持ち上げてみて
手にビリリと響いたらできあがりの証拠。パッドにあげてできあがりです。

“プツッ”よいうのは、魚の骨から最後の水分が出て、よく揚がっている証拠なんですよ。


 
できあがり


■「揚げる」バリエーション
イワシときのこの
南蛮漬け
イワシの木の芽酢 マリネ ヨーグルト漬け