-----環礁に包まれた楽園の島はソデイカの水揚げ港だった(P4)-----
鹿児島県・与論町漁協
ソデイカの水揚げと竹下さん一家

  午前9時、竹下克博さんの『海輝丸』8dがソデイカ 35 本を水揚げした。荷捌き場には奥さんの好賀子さん、5歳の英希君もいた。夫婦で1本ずつ計量しながら輸送用の保冷コンテナに納めていく。船上でロケット状態(ツボ抜きとも言うらしい)に加工して持ち帰るので頭部はないが、それでも大きいのは十数キロあり米 10 sの袋を想像すると重いはず。「頭があれば英希君よりデカイかもしれない」と思う。ハラワタは海に捨て頭部は他の魚を獲るエサに利用するそうで、「ソデイカは擬餌なのでエサ代はかからない」。今はソデイカ漁だがマグロ旗流し漁、キンメ・ムツの延縄漁もしているという。
竹下克博さん・好賀子さん 英希君とソデイカ

水揚げしたソデイカをコンテナへ
 好奇心から聞いてみると、お二人はもともと農協職員だったのが結婚後に漁業に転換。英希君の上にお姉ちゃん・お兄ちゃんがいるが、 4 年生の航輝君は作文で「お父さんやおじいちゃんみたいなカッコイイ漁師になりたい」と今から後継者の意向を示しているとか。「保育園よりお父さんの所がいい」と市場で両親の仕事振りを見ている英希君も楽しそうで「いい家族だなあ」と思う。


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