新時代を生きる道を探る |
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参事 長池 一
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市内の遊漁船業者の結集を果たして10年。伝統と歴史のある浜の独自性を生かしながら難しい舵取りをしています。 伝統の伊豆のテングサ、一本釣り漁業、採貝、そして下田のシンボルとなってきたキンメ。それぞれの浜が智恵を出しながら生産活動に精出しています。正直言って沿岸の資源は、かってのようでないことは他の地域と変わるところではありません。
主要魚種であるキンメは、周年操業ができ、価格も比較的に安定していることからこれからも下田の看板です。さらに近年盛んになってきている遊魚船の問題もほとんどが組合船でお客さんが無いときには、一本釣りをする漁船で釣り客とのトラブルもありません。伊豆の民宿発祥の地と言われる須崎をはじめ、よい釣り場にも恵まれこれからも期待される分野です。
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朝の入札の様子 |
問題は、交通のアクセスがよくなったことから、泊りのお客さんが、少なくなったことです。これも時代の流れとして受け入れながら対策を立てる必要があります。
海もきれいで、風光明媚な場所だけにダイビングスポットの開放を求める声も強くなってきました。残された秘境としてそっとして置くのか、組合として積極的に打ち出していくのか、これからの課題です。
ベイ・ステージの駐車場で日曜日の朝開かれる「朝市」も地域の皆さんに知られるようになり、地域の人々との交流の場として大切にしていきたい場所です。。
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私たちは、海を汚さない! |
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漁協婦人部部長 進士 静枝
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全国の漁協婦人部で取り組んでいる、天然石っけん「わかしお」 |
白い砂浜と青い海が私たちのかけがえの無い財産です。そのために石鹸使用運動や海岸の清掃に取り組んでいます。ここには、合併前の組合単位に6つの支部がありますが、本年より6月の第4土曜日には、全支部が海岸の清掃に参加します。
『わかしお石けん』を使う運動も全支部で取り組んでいます。使い初めの頃は、落ちが悪い、黄ばむなどの苦情があり停滞気味でしたが、その後、改善され今では、支所ならどこでも買えるようにしてあります。中でも民宿が海水浴場に面している外浦地区では、全戸使用運動を成功させました。 |
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