-----地域の伝統を守りながら新事業を開拓(P4)-----
福井県・丹生漁協
海岸沿いを行くと
ハングル文字を書いたものが流されてきている
丹生湾は発電所に渡る丹生大橋で仕切られた形になっていて、その南には地びき網の体験場所“白浜海岸”、名前通りに美しい“水晶浜海岸”とビーチが続く。水晶海岸に行って驚いたのは砂浜に考えられないようなゴミがいっぱい打ち上げられていたことだ。そのほとんどにハングル文字が書かれていて「韓国側から流れてきた」ことがわかる。中には漁具らしき物もあり海上不法投棄したものと想像できるが、１つの浜にこれだけのゴミが流れてくるということはどれだけ多くの物が投棄されているのだろうか…。怒りたくなる。
敦賀半島の先端にある世帯数15の白木地区にも案内してもらった。漁港の目の前の高台に核燃料サイクル開発機構“もんじゅ”が見える所で、沿岸の道路一帯には海岸の砂が上がっている。強風の吹く所らしく漁師が「昔から丹生は極楽、白木は地獄と言われている」と言っていたが本当だろうか。
-4-
戻る
次へ
CONTENT
■
大敷網を主体に多種業
■
湾内には養殖・釣り筏・海洋牧場が
■
組合長に聞く過去・未来
■
海岸沿いを行くと
■
漁獲物は敦賀市場に出荷
■
漁協経営のスーパー『ニューポート』
■
女性部と郷土料理
■
漁協のホームページのご案内
