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底曳き漁船の水揚げが始まる |
翌早朝、雪かきが行われた岸壁に底引き網漁船が4隻入港した。完全防備の寒さ対策で出かけたつもりだが夜明け前の漁港はさすがに冷たかった。荷捌場の一角には焚き火を囲む姿もあり「寒いのはみな同じなんだ」と思う。漁師の1人が「シケで網が巻けないわ」と言っていたが、前日は出漁船も少なく当日の漁獲物も少なかった。それでも
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せりが始まった |
大型のハタハタやシロエビ、カレイ、ミズダコ、バイガイなどが水揚げされていた。6時45分からセリ開始で、くじ引きで1番若い番号を引いた船から時計回りに行われる。魚の鮮度保持などを考慮し公平な方法でセリの順番を決めるそうだ。ハタハタの相場は、木箱(18s入り)の中型ハタハタが12,000〜11,000円、小型8,500〜8,000円、発泡箱(5〜6s入り)の中型5,500〜3,800円で品薄から高値となった。守山参事によると、「ハタハタは香住ではほとんどが加工品に回される。浜坂・柴山は鮮魚出荷が多い。カニ漁は1府6県(京都・富山・石川・福井・兵庫・鳥取)の協定でメスガニは1月10日を境に禁漁、年明けからはカレイ主体の漁になる」そうだ。 |
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