傑作ぞろいのモズク料理
  
モズク酢の物(波路)

おいなり(波路)

だし巻(波路)

 「久米島のモズクは色が明るく、歯ごたえがいいので評判がいいんですよ」
 と渡名喜さん。そんな島のモズクを試食しました。
 モズク料理を作ってくれたのは、久米島のイーフビーチにある海産物レストラン「波路」(рO98・985・7046)の玉城秀子さん。おでんの袋、だし巻き、おいなり、てんぷら(かき揚げ)、酢の物など、いずれもオキナワモズクがたっぷりと使ってあり、どんなにほめてもほめすぎでない傑作ぞろいでした。特にすし飯にモズクを混ぜ合わせたおいなりは、飯、もずく、酢が三位一体になり、ほかでは代え難い味わいでした。
 それにしても「波路」は楽しい店です。地魚のにぎりやゴーヤーチャンプル、イカ汁など沖縄ならではの料理メニューがズラリ。どれも新鮮で美味、かつ島の泡盛によく合いました。モズク養殖の手が空く6月中旬から9月中旬のあいだにマグロ漁へ出漁するとな……そんな渡名喜さんの豪快な漁の話に聞き惚れながっら、泡盛片手の久米島の夜は心地よく過ぎていきました。

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CONTENT
9グループがモズク養殖に取り組む
モズク養殖は母草作りから
モズクの収穫を見学
傑作ぞろいのモズク料理
モズクのかき揚げ他の作り方

おでんの袋(波路)