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9グループがモズク養殖に取り組む
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近場のモズク養殖場は港から3キロ |
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モズク養殖用の収穫船と運搬船 |
沖縄は日本一の長寿県。楽天的な人柄、暖かい気候、チャンプルーの食文化がその背景にあります。もう一つ、海に囲まれている沖縄では、海藻類が多く食されていることも見逃せません。なかでも、沖縄で「スヌイ」と呼ばれるオキナワモズクは、食物繊維やカルシウム、マグネシウム、カリウムなどを多く含む健康食品。沖縄のお年寄りが元気なのは、スヌイが一役かっているにちがいありません。
ナガマツモ科のオキナワモズクは、南は八重山から北は奄美諸島に分布し、
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僚船のダイバーたちが雑草を取り除いていた |
太くて歯ごたえがあり、ぬめりが強いのが特色です。今では養殖が盛んに行われ、沖縄のモズク生産量は日本一。その養殖モズクを取材するため、コバルトブルーの海に囲まれた久米島へ飛びました。
久米島漁協組合員の渡名喜盛二さんは、久米島の
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渡名喜さんはモズク養殖のオフにマグロを追う漁師でもある |
モズク養殖の草分けの一人です。
「 久米島では平成元年にホンモズク(オキナワモズク)の養殖をスタートさせ、3年後にイトモズクの養殖も手がけました。平成14年度の生産量はホンモズク780トン、イトモズク220トンになりますね」
当初は15人1グループの手探り状態で始め、平成4年からは総勢24人の9グループで取り組んでいます。1グループに3人が多いのは、一人ずつ現場、管理、会計の責任を分担できるからだそうです。もちろん収穫などの作業には、メンバー全員であたります。
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