----- 沿岸線62kmの7漁協が一致団結(P2)-----
福島県・いわき市漁協

地魚を格安販売

タイ・アジ・ソゲのセット
 テントの店で魚介類の販売も行われているようなので覗いてみた。昨年から始まった港まつりでは、地産地消推進ということで地場産品が格安の価格で提供されている。昨年の第1回開催では1万人の来場があり、市価の3分の1で買えるとあって大好評だった。おかげで周囲の道路は交通渋滞を起こしたそうで、今年は臨時駐車場やシャトルバスも用意された。発泡箱に詰められた"お魚セット"(?)には、手頃なサイズの「タイ・アジ入り」1,000円、「タイ・アジ・ソゲ(ヒラメの子)入り」1,500円、「サンマ20尾入り」1,000円、「ホッキ貝20個入り500円」が。そして、いわき市の魚"メヒカリ"は3.5`入りが1,500円で販売されていた。
メヒカリ
メヒカリは2001年10月、市制施行35周年を記念し、いわき市の水産物のイメージアップと消費拡大を図るために市の魚として制定された。水深200〜700mに生息し、目が大きく青緑色に光ることから「目光=メヒカリ」と呼ばれている。最大で15cmという小さな魚で、から揚げを食べさせていただいたがあっさりしていていくらでも食べれる感じだった。そのほか干物や農産物、テイクアウトの食べ物店も出ていた。

稚魚・稚貝の放流

 港まつり一番のイベントが"遊漁船によるヒラメの稚魚放流"と"ウニ・アワビの稚貝放流"で、
アワビ稚貝
小学生などを対象に希望者を募り体験してもらう。ヒラメは数十隻の船に乗船して沖合まで行き2,000尾放流、ウニ・アワビは久之浜漁港北側の岸壁から1,000個が放流された。いわき市漁協でも栽培漁業や資源管理型漁業が推進されていて、ヒラメについては30cm未満は「獲らない、売らない、食べない」の3ナイ運動の徹底、いわき市の特産となっているウニ・アワビは漁獲禁止期間を設けながら大切に育てている。
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婦人部の活動
メヒカリセット