----- 静岡県の最南端は潮風がいっぱいだった -----
静岡県御前崎漁協
稚魚の放流

活魚水槽

中部電力浜岡原子力発電所の温排水を利用して、温水利用研究センターで産卵・ふ化させたマダイ・ヒラメ・アワビを中間育成した後、定期的に放流する繁殖事業も行っている。昨年は、焼津で開催された豊かな海づくり大会で初めて"クエ"を5,000尾放流した。「ヒラメの産卵期は4〜5月だけど、水温コントロールで11月に産卵・ふ化させる」と所長代理の堀内敏明さん。4月12日には8〜9cmになったヒラメの稚魚2万8千尾が前浜に放流された。マダイは25%、ヒラメは60%の放流効果が出ていて、「地先型対象魚種の種苗生産技術を開発していきたい」と意欲的だ。事実、放流しているおかげでマダイやヒラメの漁獲量は下支えされているようだ。外の大型水槽にはマダイの稚魚(20万尾)やマダイ・クエの親魚がいた。1年半飼育しているというクエは魚体が42`もあるそうだが、残念ながら棲家に入っていて見れなかった。

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