紅葉下ろしでツルリ
  
 
やっぱりイワガキは生が一番!
中上さんの好みの食べ方は、「生でないともったいない」。舌に乗せると、海の香味が口中に広がり、のどごしがツルリ! あの楽しさはやっぱり生でなくてはね。中上さんは紅葉下ろしに小口切りの青ネギ、

イワガキの炊き込みご飯

@イワガキ、細切りのニンジンと生シイタケ、ささがきゴボウを醤油味で炊き込む
A炊き上がってから十分に蒸らす
Bイワガキの海の香りが鼻先をくすぐる
ポン酢で食べることが多いそうです。
 中上さんのもう一つのおすすめはバター焼き。フライパンにバターを温めてニンニクを熱し、片栗粉をまぶしたイワガキに熱を通します。「これに醤油をほんの少したらして、熱いうちにほおばる」のが中上流です。
 このほか、焼きガキ、蒸しガキ、炊き込みご飯、カキグラタン、カキフライなどの料理法で、マガキとはひと味違った、あの艶めかしいまでのおいしさを楽しめます。カキは「海のミルク」とよくいわれますが、イワガキを食べると、そんな評価にあらためて納得してしまいます。
「Rの付かない月はカキを食べるな」ということわざがあるのは、皆様ご存じの通りです。May、June、July、Augustはカキの産卵期で菌が繁殖しやすく、また味が落ちるからです。ただし、これはわれわれがよく食べているマガキのこと。天然イワガキは7月と8月が旬。養殖イワガキは、おいしさの指標になるグリコーゲンがもっとも多い3〜7月が旬になります。


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伝説の島のイワガキ養殖
日本で初めて種苗作りに成功
耳吊りで身を太らせる
紅葉下ろしでツルリ