定置網で漁獲した魚は人気がある
  
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定置網の落とし網を引き上げる桜井隆志さんと毅さん。
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朝まだ暗いうち、桜井さんの中型定置網の網上げの漁船に乗り込みました。
「沿岸の魚の通り道に、長さ60メートル、幅20メートル網を仕掛けてある。
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定置網へ向かう桜井さん
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生きたまま魚を漁獲できるから、定置網で獲った魚はセリでも人気があるんだ」と舵をにぎっている桜井さん。
約十分で定置網に到着。桜井さんと息子の毅さんが、魚がはいった落とし網を引き揚げますと、フクラギ(ブリの幼魚)、メジナ、クロダイ、カワハギ、シビマグロ(マグロの幼魚)、カマスなどに混じって、ヒレを一生懸命(と見えた)に動かしている大量のアオリイカが見えました。
「今日はクチイカの大漁だ」と叫ぶ桜井さんの顔は、アオリイカに墨を吹きかけられて真っ黒。たちまち二つの箱が大型のイカで満杯になりました。
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この日、アオリイカは箱に2杯。 |
漁を終えてホッと一息の二人。 |
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